どうも！いいてつです！
今回は「世界を制したモンスターバンドに学ぶパクリの重要性」と題して
ビジネスでいかに「型」を真似ることが大切かを解説していきたいと思います。
僕は昔、バンドをやっていたこともあり、音楽が大好きです。
色々なジャンルの音楽が好きなんですが、
今回はアメリカのバンドであるエアロスミスを題材に語っていきたいと思います。
エアロスミスを知らない人のために軽く説明しておくと・・・
映画「アルマゲドン」の主題歌「ミス・ア・シング」を歌っているあの人です。
分かりますか？
まぁ、分からなくても大丈夫です笑
この記事読み終わったらアルマゲドンでも観て下さい笑
ザ・ハリウッド映画って感じで、感動するんで！
で、エアロスミスですが・・・
軽く説明しておきますね。
エアロスミスは、70年代にデビューし、これまでに1億5000万枚ものCDを売り上げ、
世界歴代トップ25に入る売上を誇る、
文字通りモンスターバンドです。
数々のヒット曲を世に送り出し、前述の映画「アルマゲドン」の主題歌「ミス・ア・シング」は全米1位になっています。
そんなエアロスミスですが、
実はとある別のバンドのマーケティング手法を丸パクリしたことで
売上を猛烈に伸ばし、世界一に上り詰めたんです。
もう完全に「型」を丸パクリしたんです。
では、具体的にどんな手法だったのか？
解説していきますね。
世界一になったバンドを丸パクリして世界一になった
エアロスミスは70年代にデビューし、
クイーンやキッスといったロックバンドとともに人気を博します。
が、メンバーのドラッグ問題などもあり、
人気がどん底に落ち込んでしまうんですね。
そして不遇の80年代を過ごします。
しかし、こりゃまずいってんでドラッグを断ち切り、
心機一転、気合を入れて音楽と向き合います。
こうして生まれた1987年発表の「パーマネント・ヴァケイション」なるアルバム。
これが空前の大ヒット。
アメリカだけで500万枚も売上げ、その後、彼らはキャリア中盤にして
黄金時代に突入しています。
その後に出したCDは軒並み大ヒット、
名実ともに世界一に上り詰めています。
で、です！
僕がこの記事で言いたいのは、
この世界一になる切っ掛けを作った「パーマネント・ヴァケイション」なるアルバムの売り方なんです。
実はこれ、とある別のバンドのマーケティング手法を
丸パクリしたことで大成功したんですよ！
そのとある別のバンドとは・・・ボン・ジョヴィというバンドです。
まぁ、ロックとか馴染みないと知りませんよね笑
ボン・ジョヴィもアメリカを代表するロックバンドの一つです。
日本でも東京ドームでライブをするくらい人気です。
実は、このボン・ジョヴィが当時はスーパーウルトラ人気だったんです。
そこで、不遇の時代を過ごしていたエアロスミスは考えたんです。
どうしたらもう一度売れることができるのか？
そしてひらめきました！！
パクればいいんだと！！
時は1986年。
この年に発売されたボン・ジョヴィのCD「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」がアメリカだけで1200万枚を売るという、空前の大ヒットを記録しました。
これを見たエアロスミス、
これだ！
と。
これしかないと！
なったわけですねww
よくビジネスでは成功者の「型」をマネろといいます。
エアロスミスがやったのもまさにそれ。
完全に「型」をマネることにしました。
まず、自分たちがこれまでやってきた音楽性を捨てました。
次に、それまで長年自分たちだけで曲を書いてきたにもかかわらず、
外部の作曲家に曲を書いてもらいました。
つまり自己流を捨てたんです。
プロデューサーや作曲陣など制作スタッフを、
ボン・ジョヴィのCD「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」の制作陣と同じで固めました。
成功者に習い、「型」をパクったんですね。
そして、当時の音楽プロモーションでは大きな影響力を持っていた
MVをガンガンにテレビで流しました。
当然、これも成功パターンに完全に乗っかっています。
もう完全に自我を捨てて売れにいったんです。
取り入れることができる成功パターンは全て取り入れた感じです。
結果、この時に作られたアルバム「パーマネント・ヴァケイション」は
空前の大ヒット。
見事に復活を果たしたというわけです。
いやぁ・・・
分かりますか？
伝わりますか？この感じ？
あんまり詳しく書くとマニアック過ぎる記事になっちゃうんで
サラッとしか書きませんが・・・
もう完全に丸パクリなんです。
当然、本人たちも認めています。
当時のインタビューで
「二流はパクる・・・一流は盗むんだ」
なんて冗談をかましていたようですが・・・
まぁ、その言葉のニュアンスは別として、
成功者の「型」パクることの大切さを学ぶことができますね。
で、ここで重要なのは、
だからって自分たちらしさが全く無いのか？
という問題です。
実は、ここまで自我を捨て、「型」を丸パクリしたにもかかわらず
そんな事ないんです。
エアロスミスらしさも全開です。
ビジネス初期で失敗している人の多くは
「差別化」を考えようとしています。
丸パクリしたら自分らしさが出ないんじゃ？
そんな不安があるのでしょう。
でもそれは全然違います。
「型」をマネて、全部誰かと同じやり方でやったって、
キャラは滲み出てきます。
それが自然とオリジナリティになるんです。
そんなこともエアロスミスは教えてくれます。
そしてもう1つ。
この事例から学ぶべき点があります。
それは、プライドを捨て、良いと思ったものは柔軟に取り入れるという学ぶ姿勢です。
この成功にはこのことも大きく影響している気がします。
70年代にデビューして長いキャリアのあるエアロスミスが、
当時人気者とはいえ新人同然だったボン・ジョヴィのやり方をパクった。
これはビジネスを学ぶ姿勢にも通ずるものがあります。
変なプライドを持って、人に教わる事ができない人、頭を下げることができない人、
年齢を気にして年下の人に頭を下げる事ができない人・・・
そんな人もいるのではないでしょうか？
そんなものはプライドとは呼べません。
自分の成長のために自分を捨てるんです。
その覚悟をエアロスミスというバンドは教えてくれた気がします。
最後に、エアロスミスのボーカルであるスティーヴン・タイラーの名言を。
「スポンジみたいになんでも吸収するんだ」
こうやってエアロスミスは世界一になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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